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多汗症改善GUIDE|第4回目 [多汗症を治す方法]

多汗症で悩んでいると、まるで自分だけが
この世の不幸を背負って生まれてきたような
なんとも言えない孤独を感じることがあります。


周りを見渡したって、誰一人「汗」で
こんなに悩んでいる奴なんて見当たりません。


誰もが、うまいこと体温調節をして、必要な時に
必要なだけ汗を放出しているように見えます。


私だけが、まるでパッキンがゆるんで
水が止まらない蛇口のような気分でした。


もしかしたら、あなたも、私と同じような
孤独を感じたことがあるかもしれません。


しかし、多汗症で悩む人は決して少なくないと言います。


ある統計によると、日本人の0.6~0.8%は多汗症だそうです。


つまり、約100万人の同志が、同じ様に悩んでいるのです。


有名人にも、多汗症の人はいます。


例えば、イケメン俳優でベストセラー作家の
水嶋ヒロさんは「手掌多汗症」なんだそうです。


以前、twitterで、つぶやくほど手汗に悩んでいたとか。


また、TKOの木下隆行さんが、顔に大量の汗をかく
ということで、以前テレビで、ボトックス注射を
打っているのを見たことがあります。


注射は痛そうでしたが、汗はピタリと止まっていました。


それから、驚いたことに、大人気イケメン俳優で
ミュージシャンの福山雅治さんも「手汗がひどい」と
以前、ラジオで告白したことがあったそうです。


他にも、木村拓哉さん、酒井美紀さん、米倉涼子さん
辺見えみりさん、沢尻エリカさん、観月ありささん
倖田來未さん、高橋愛さん、向井亜紀さんなども


「汗」で悩んでいたと、耳にしたことがありますが
あくまでも噂話の類なので真実の程は分かりません。


実際には「汗っかき」程度なのかもしれませんし


逆に、かなり症状が深刻であっても、女優さんなどは
イメージが大切な職業なので、なかなかテレビでは
体の悩みをカミングアウトできないと思います。


しかし、程度の差はあれ「汗」の悩みを抱えつつも
芸能界で頑張っている人達もたくさんいると知って


私は、自分だけではないと、少し救われた気がしました。


汗の臭い対策


さて前回は、皮膚科で診察を受けた時の話をしました。


病院では「病名」をプレゼントされただけで
これといった有効な対策法や、治療法を見つける
ことはできず、私は余計に落ち込んでいました。


効果が見られるという注射や手術は、料金が高く
副作用・後遺症が恐ろしいと感じられました。


また、手軽に試せる処方薬などは、私には
ほとんど効果がないことが分かりました。




私は、状況を打開すべく、もう一度
根本に立ち帰ってみることにしました。


汗に関する大きな悩みの一つは「臭い」でした。


しかし、前回でもお話したように
エクリン腺やアポクリン腺から分泌される「汗」の
成分そのものに強い臭気が含まれるわけではありません。


汗が分泌されたところに「細菌」が繁殖し 汗が「分解」されて臭いを放つのです。


汗をよくかく部分を清潔に保って、細菌の発生を
防ぐことは、基本的で当たり前のことのようですが
臭いを防ぐためには、とても重要なことです。


毎日の入浴はもちろん、汗をかいたら即座に拭う
ということは、地味ながらも効果があることです。


■効果的な入浴法


まず、殺菌作用のある石鹸で、ワキの下や足の裏など
臭いの気になるところを、毎日良く洗浄します。


そして、シャワーだけではなく「湯船」につかります。


その時、浴槽には「お酢」を入れるのが効果的です。


「お酢」の主成分のクエン酸には殺菌作用があって
皮膚表面を酸性に保ち、雑菌の繁殖を抑えてくれます。


また、クエン酸が汗腺から吸収されると「血行」が
良くなり、クエン酸回路を正常化し、乳酸の生成を抑え
強烈な「アンモニア臭」も解消できるのです。


普通の「お酢」なら、浴槽のお湯にコップ1杯
「黒酢」なら、おちょこ1杯を入れます。


「酢風呂」は、手軽で、とても有効な「体臭」対策です。


1週間も続けると、汗の臭いの変化を実感できるはずです。


■制汗剤の危険性


体臭予防グッズとして一般的なのは
「制汗剤」と「デオドラント剤」です。


「制汗剤」は、皮膚につけることで、毛細血管の
先端を収縮させ、汗腺に働きかけて発汗を抑制します。


「デオドラント剤」は、体臭の原因となる細菌の
増殖・繁殖を抑え、体臭を予防してくれます。


厳密には、制汗剤とデオドラント剤の働きは違いますが
殺菌剤配合の制汗剤も多く市販されています。


私も、中学生くらいから、汗の臭いが気になって
毎日「制汗スプレー」を使用しました。


特に「資生堂AG+」は長い間愛用していました。


制汗スプレーは、汗の臭いを抑えるには効果的ですが
一度使い始めると習慣化して使用量が増えてしまい
皮膚の炎症や色素沈着を引き起こす恐れがあります。


また、海外医学誌には「アルミニウム」配合の制汗剤を
ワキ毛処理した状態でワキに週5回以上使用し続けると


「乳がん」のリスクが高くなるという発表もあったので
使用には、十分に注意した方が良いと思います。


病院で処方された「塩化アルミニウム液」でも
触れましたが、アルミニウムは、アルツハイマー
との関連性も疑われているので、特に要注意です。


同様に、食品添加物「ミョウバン」を水で薄めて
手や足やワキなどにスプレー、塗布すると
制汗、殺菌、消臭効果があると言われていますが


ミョウバンの正式名称は「硫酸アルミニウムカリウム」
なので、これも使用は避けた方が良いかも知れません。


制汗剤を使用するなら、アルミニウムが
配合されていないものをお勧めします。


海外では、ナチュラル成分のみで作られた制汗剤が
多く販売されていて、ネットショップなどで購入可能です。


■手作り制汗スプレー


私は、最近は、手作り制汗スプレーを使用しています。


水(100ml)に、重曹(小さじ1)を混ぜ
そこに、ハッカ油(1~2滴)たらして
スプレーに入れて気になるところに使います。


重曹が消臭、ハッカ油が除菌してくれます。


肌にやさしく、消臭効果も市販の物に負けないと思います。


■レモン湿布


他にも、外出前に、簡単にできる
体臭対策に「レモン湿布」があります。


40度くらいのお湯2リットルに、レモン1個を
しぼって入れ、そこにタオルをひたします。


お湯がたれない程度にタオルをしぼったら
ワキの下、足の裏などに5~6分あてて湿布します。


レモンの殺菌・消臭作用で、雑菌の繁殖を抑え
汗の消臭に効果があります。


レモンの香りがとても爽やかです。


■消臭下着


消臭効果の高いインナーや靴下などが存在します。


テレビや雑誌などでも、よく特集されていますが
綿素材の繊維の組織内に消臭分解機能があって


「消臭スピード1分」「汗の臭いを90%カット」
「洗濯自由」「持続性半永久的」


など想像以上のメリットと消臭効果です。


各メーカーから商品が出ているので
探してみると良いかも知れません。




以上、今日は、汗の臭い対策についてお話しました。


毎日「酢風呂」に入り、体を清潔に保ち
「手作り制汗スプレー」や「消臭下着」などで
対策をすれば、気になる体臭はかなり軽減します。


しかし「多汗症」の悩みは「体臭」だけではありません。


人前でダラダラと流れる「汗」そのものが
生活に支障をきたしているのです。






次回からは「汗」をかきにくい「体質」を作る
方法について、お話していきたいと思います。


一時しのぎ的な対策ではなくて、体質そのものを
根本から改善する方法を考えていきましょう!




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